春を実感!椎茸の奮闘

2018年04月13日

最近、とても風が強い日多く、椎茸ハウスもバッサバッサと悲鳴を上げています。

体を動かすと少し汗ばむほど暖かい日が続いていて過ごしやすくなってきました!

しかし、暖かくなるという事は「虫」が発生する時期という事です!!

小松菜の葉にアブラムシが発生したり、畑にはハエが大量発生したり・・・。

そんな虫達に悩まされながら、各地の甫場では春を実感していることでしょう。

そんな僕はというと、辛い辛いスギ花粉が終わりを迎え、最近やっと春が訪れました!(笑

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こんにちは!「チームきのこ」の菅谷です。

前回のブログで「トルコデルマ」という青カビの話をしたのを覚えているでしょうか?

強酸性水で青カビを抑制するという検証をしていましたね!

結果として、青カビは一時的に抑制は出来るものの、撃退することはできませんでした。

今のところ、青カビの対処法としては「隔離」の一択です。

カビが発生してしまったこと自体が僕らの管理不足の証明なので、これは深く反省・・・。

この失敗は次の成功のためとポジティブに受け止めていきたいと思います!

 

 

はい!それで、今週の椎茸はというと

休養期間が終わり、現在は 浸水or注水、ショック 期間です!

本来の流れとしては、 休養期間(2週間)→育成期間となっていくのですが

収量UPを目指すため、育成期間前にひと手間かけちゃおうと思います!

現在、僕らが使用している菌床棒は新品時で約2Kg程の重量があり、菌床棒に水分が十分含まれている最高の状態となります!

そして、まだ新品なので椎茸の元となる「菌糸」も活発に繁殖するんですね。

↓この菌床棒の断面にある白いのが「菌糸」です。

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しかし、収穫を終えた菌床棒は椎茸に水分を取られ、重量が減ってしまい、大体1.2㎏前後まで減ります。

収穫後の休養期間中にたっぷりと散水はするのですが、菌床棒の表面からはあまり水が浸透していかず・・・

休養期間が終わっても、菌床棒の重量というのは増えていないことが多いです。

この水分不足の状態で栽培を始めてしまうと、収量がDOWNしたり、良い椎茸が出来なかったりと色々と苦労します。

そこで、浸水や注水という工程を挟み、水分を補充してやろう!って感じです。

①浸水

浸水は桶などに水を張り、そこに菌床棒を沈めて1日程放置し、水分を含ませる作業です。

1日水に漬けることによって、水分を含ませるとともに、菌糸を窒息状態にすることによって

繁殖本能を刺激し、収量UPを狙う事が出来ます。おそらく一番セオリーなやり方です。

②注水

注水は針を菌床棒に刺し、内部から水を含ませる作業です。

針を刺すことにより繁殖本能を刺激でき、内部から水を含ませることにより、確実に水分を注入することができます!

そしてこちらも収量UPを狙う事が出来ます。

ただ難点なのは、針の穴から水が常時出ているため、めちゃくちゃ濡れます。

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そして、今僕らは②の注水という方法で、水分の補充をしています!

この注水作業で1.2Kgだった菌床棒が1.7㎏~2.0㎏になるんですよ!凄いですよね!!

まぁ収量UPのためなら多少濡れることだってあるでしょう・・・・。

さて、水分の補充とショックを与えたなら あとは育成だね!っとはいかず‼

僕らは欲張りなので、さらにもうひと手間かけていきたいと思います。

物理的な刺激で1段階ショックをかけ、さらに温度で2段階目のショックをかけていこうという算段です。

なので、注水した菌床棒を5℃の冷蔵庫で一晩寝かせます。

外気温は、昼20℃前後、夜でもさほど寒くはないので、これは相当なショックじゃないでしょうか!IMG_2751

寒い寒い夜を過ごした菌床棒を棚に並べたら、育成開始です!

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2段階のショックで繁殖本能を刺激された菌糸がメキメキと繁殖し、大量の椎茸が生えてくる予定。となっていますので、今後の成長にご期待ください‼

 

 

 

【ちょこっと雑学】

☆タケノコの豆知識

皆さん 今が旬!タケノコはもう食べましたか?

僕は先日、採れたてのタケノコを美味しくいただきました(^^)

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タケノコといえば、竹林に生えていますよね?

その竹林。ちょっとした管理でタケノコを大量に収穫できるようになるんです!

竹林の竹を雨傘が通れるくらいのスペースをあけて、伐採してあげると

なんと翌年から、タケノコがボコボコ生えるようになるんですよ!

毎年沢山のタケノコを食べれるようになりますので、近くに竹林がある方は是非試してみてください!

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